石炭に木質バイオマス混ぜて燃焼することでCO2削減する愛知県の衣浦港西岸に位置するJERA武豊火力発電所が公開された。
石油を燃料としていた2・3・4号機の老朽化に伴う廃止により、石炭を燃料とする5号機を建設しました。
出力は107万キロワットと石炭火力としては国内最大級で、240万世帯分の電気を生みます。
「こちらは木質バイオマスの貯蔵庫。石炭と混ぜて燃焼することで二酸化炭素の削減を図っています」
また、石炭に木質バイオマスをおよそ17%混ぜて燃やす発電も取り入れていて、石炭だけの燃焼に比べ、年間90万トンのCO2が削減できるということです。
「安価で安定した、環境に配慮した電気をみなさんにお届けする」
電力のひっ迫が懸念されるこの夏、武豊火力発電所は8月5日から運転をはじめ電力の安定供給を目指します。
CBCニュース