長野県白馬村にて、電気自動車の普及を目指す祭典「ジャパンEVラリー」が7月23~24日の2日間開催される。今年は新たにデジタルスタンプラリーやミッション要素が加わり、EVを通して脱炭素&地球温暖化防止へのアクションを、より楽しく体験できるイベントとなっている。
今年のジャパンEVラリーは
ジャパンEVラリーは”ラリー”を謳っているが、決して速さを競うラリーではなく、BEVやPHEV、FCEVのオーナーが全国各地から集まり、語り、親交を深め、白馬を楽しつつ、環境にやさしい自動車の普及と発展を願う祭典である。
今回もこれまでのジャパンEVラリーと同様に、指定の名物スポットをEVで巡回したり、最新BEVやPHEVの展示会・試乗会に加え、美味しい食事が楽しみな懇親会、絶景ポイントをBEVやPHEV等でパレードをする「EV気候マーチ」などがプログラムに用意されている。
しかし、今年はさらに、これらのプログラムに参加することでポイントが加算され、上位入賞者は白馬村での宿泊補助券や特産品を獲得できる、ミッションクリア形式が採用されている。
また、これまで制限時間が短めに設けられていた、白馬村の名物スポット巡回ラリーは、2日間を自由に使って10か所のスポットを巡れるようになり、スマートフォンの専用アプリを介することで、デジタルスタンプラリーとしてミッションを楽しめるようになっている。
舞台はEVリゾート、白馬村
ジャパンEVラリーは2012年に原型となるプレイベントがスタートし、以降、9回目の開催を迎える2022年まで、すべて長野県白馬村で開催されている。その背景には2013年に設立された白馬EVクラブの尽力があり、白馬村では早くから電気自動車充電設備の設置に村独自の助成制度を実施。村内では40か所近い宿泊施設や飲食店などに200Vコンセントや充電器が設置されている。2020年に「ゼロカーボンシティ」宣言をした白馬村は、日本を代表するEVリゾート地と言えよう。
■参加申し込みについて
申し込み期限:2022年7月11日(月)
参加費:車1台につき 5,000円(税込)
※ 日本EVクラブ会員は4,000円(税込)
BEV、PHEV、FCEVに乗って参加が条件。HEVでの参加は不可。マイカー以外にも、レンタカーやディーラー試乗車などでの参加も可能。
参加申し込みやスケジュール確認は下記専用サイトにて。
ジャパンEVラリー白馬 2022 公式HP
くるくら