最近ハイブリット車が見直されていることについて考察してみた

中高年の方は思い出してほしい。つい2000年頃のガソリンはリッター110円ぐらいで、車の燃費はリッター10km程度でした。毎日5km離れた職場に通う一般的な通勤族の場合、往復で10km、だいたい月の通勤日数が22日程なので毎月220km走ることになり、年間で2,640km以上走ります。リッター10kmの車は、ガソリンを264リッター消費します。費用はリッター110円なので年間ガソリン代は29,040円となります。

それが現在ハイブリット車は市街地でリッター22km以上、高騰しているガソリン代がリッター170円としても上記の通勤に車を使う一般的な人がハイブリット車を利用すれば、上記の計算で年間のガソリンは120リッター、燃料代はリッター170円でも20,400円ですみます。単純計算ですがリッター170円と高値でも、トータルのガソリン代は3割も少なくて済むのです。

つまりハイブリッド車に移行することで、化石燃料である石油の消費は半分以下になり(つまりCO2の排出も半分以下になります)また経済的にも、もしこれから更に円安が進んだり紛争などでガソリン代が高騰し、リッター220円を超えたとしても2000年頃より燃料代は安く済むのです。

いかがでしたか?最近ハイブリッド車が見直されているのはこういうことなのだと思います。最終的に環境が整いEVが主流になるのかもしれませんが、電池やEV充電等に革新が起き、車として安定するまでは、無理をしないで技術的にも安定しているハイブリッド車が最適解だと思うのですが、皆さんはどうお感じになられましたか?SCN:伊東

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