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EVに関してはメーカーやモデルを問わずタイヤに関する問い合わせが多く、タイヤ交換を行うまでの走行距離は8000~1万マイル(約1万3000~1万6000キロ)で、ガソリン車に比べて4分の1から5分の1の距離だという。
日本の状況について国交省の担当者に聞くと、摩耗を比較したデータはないとしたうえで、「EVは加速がいいので、一般的なガソリン車より多少タイヤが減りやすい可能性もなきにしもあらずだ。
ただ、走り方に依存するので、『EV車だから』とはなかなかいえない」と話す。
業界団体や修理工場に聞いても、運転方法や道路状況の違いもあるため、タイヤの摩耗や交換頻度に関するデータは一概に得にくいという回答が多かった。
・2万キロ程度で〝丸ぼうず〟
一方、約10年にわたりEVを愛用するユーザーは、単純比較はできないとしつつも、「EVのタイヤは減りが早いのは事実だ。報道のように4~5倍とまではいかないが、ガソリン車のころは5万キロ程度で交換だったが、EVはスポーツタイヤだったこともあり、丁寧に乗っても2万キロ程度で〝丸ぼうず〟の状態になった。ガソリン車と同じ走り方をしてもスタートダッシュが速く、ホイールスピン(空転)を起こしやすいこともタイヤの減りに関係するかもしれない」と実感を語る。
・電池搭載で重量1・5倍
EVにはモーターを動かすバッテリー(電池)が搭載されている。自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「バッテリーによって車体の重量が1・5倍程度になるので、タイヤが減りやすく、道路へのダメージもある。タイヤ交換が早いと廃棄も増えるので環境に良くない」と指摘する。
近年は、タイヤ大手各社も「EV専用タイヤ」を開発しているが、佐藤氏は「専用タイヤは転がり抵抗は少ないが、EVは(タイヤと車体をつなぐ)サスペンションも固いため、乗り心地に影響するという課題も残る」と語る。
EVをめぐっては米運輸安全委員会で昨年3月、EVの車体重量が重いことで、事故時の重傷や死亡リスクが高まっていると指摘されている。
米紙「マイアミ・ヘラルド」記事から抜粋
CO2を排出しないEVですが、そもそも充電する電気の発電でCO2を多量に排出していたり、この記事のようEV自体が環境汚染まで撒き散らすようであれば(しかも廃棄時の環境汚染もあるそうです)国が莫大な補助金を垂れ流すことに大いに疑問が湧いています。皆さんはどうお感じになられましたか?SCN:伊東
笑われるかも知れませんが、EV嫌い派でも、仕方ないと諦めています。石油の枯渇は最近殆ど耳にしませんが、過去に蓄積されたエネルギーはいずれ枯渇するのは当たり前だと思います。今太陽から降り注ぐ不安定なエネルギーをどの様にして使えるエネルギーに変換して保存して又は利用すべきなのかを考える時期に来ていると。温暖化はよくわかりませんが、世界中のエネルギー消費量と太陽から得られるエネルギー量という観点からみて、石油中心の化石燃料中心の社会をいつまで続けることができるのでしょうね。原発はこう言った観点からも、次代のエネルギー例えば核融合などの技術が確立する迄は、また電気以外の媒体技術が確立する迄は、仕方ないし、EVも同じだと思っています。