ノーリツ、水素を燃料にする家庭用給湯器を開発、CO2排出ゼロ

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ノーリツは2023年12月、水素を燃料とする家庭用給湯器のプロトタイプを発表した。現在の家庭用給湯器と同等の能力を確保しつつ、燃焼した際にCO2を排出しない。2025年以降の実用化を目指す。

水素を燃料とする家庭用給湯器のプロトタイプ

プロトタイプは、国内で主流となっている屋外標準設置型(前方排気式)で、家庭用給湯器の最大能力となる24号(水温より25℃高いお湯を1分間に24L出せる)を実現した。水素を扱う上で課題になっていた異常燃焼を防ぐ構造とし、異常燃焼が発生した場合でも安全に停止するとしている。

また導入時のインフラ事情を考慮し、部品交換とソフトウェア変更によって従来のガスから水素への切り替えも可能にした。水素インフラの拡充が進む欧州やオーストラリアへの展開も見据え、今後は屋内標準設置型(上方排気式)の開発も進める。

製品の脱炭素実現に向けたロードマップ

ノーリツは「CO2を排出する機器の中で大きな割合を占める家庭用給湯器において、最大クラスの能力まで水素100%燃焼に対応できた。脱炭素社会、カーボンニュートラル実現に向けたロードマップの実現に大きく貢献できる」とのこと。

IT media記事から抜粋

 

“ノーリツ、水素を燃料にする家庭用給湯器を開発、CO2排出ゼロ” への1件の返信

  1. 先日、東京オリンピックの選手村跡地「HARUMI FLAG」が水素タウンとして分譲開始されたようです。日本初の実用化となる水素を使った街づくりを推進しており、住宅地区にはパナソニック エレクトリックワークスの純水素型燃料電池が設置され、戸別に「小さな発電所」みたいになっているようです。水素発電だけでなく、また今後、上記記事のようにCO2を排出しない水素を直接燃焼するコンロや給湯器が活躍し、水素だけで電気とガスを統合できるかもしれませんね!皆さんはどうお感じになられましたか?SCN:伊東

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