世界のCO2濃度、産業革命前の1.5倍で過去最高に

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ジュネーブにある国連の世界気象機関(WMO)は2023年11月15日、2022年の大気中の二酸化炭素(CO2)の世界平均濃度が過去最高を更新し、417・9ppm(ppmは100万分の1)だったと発表した。

ジュネーブ国連本部

産業革命前の水準の1・5倍に初めて達したという。

報告書によると、二酸化炭素の濃度は100万分の1の単位で417.9ppmと前の年より2.2ppm増加し、解析を始めた1984年以降38年連続で過去最高を更新しました。

また、
▽メタンは10億分の1の単位で1923ppbと前の年から16ppb増えたほか、
▽一酸化二窒素は前の年より1.4ppb多い335.8ppbで、いずれもこれまでで最も高くなりました。

この10年の平均の増加量と比べると、
▽二酸化炭素は0.26ppm下回った一方、
▽メタンは5.8ppb、一酸化二窒素は0.35ppb、それぞれ上回りました。

世界気象機関(WMO)のペッテリ・ターラス事務局長は、「科学界からの何十年にもわたる警告にもかかわらず、我々はいまだに間違った方向に進んでいる。化石燃料の消費を緊急に削減しなければならない」と指摘したとのこと。

Yahoo!ニュースから抜粋

“世界のCO2濃度、産業革命前の1.5倍で過去最高に” への1件の返信

  1. 過去投稿で何回も指摘していますが、空気中のC02濃度は約0.04%です。これは事実です。現在の地球規模の気温上昇や異常気象が、この少ない割合のC02が全ての原因だとは到底思えません。国連はもう少し多角的にかつ科学的な調査報告をしてほしいものです。ただ勘違いして欲しくないのは、私しはけっしてカーボンニュートラル活動を否定しているわけではありません。この活動が化石燃料から脱却できるかもしれない劇的で大変重要な技術革新が生まれる可能性があるからです。私が期待している革新技術は核融合発電と人工光合成です。この2つの技術が実用化されれば、人類の未来のエネルギー事情が一気に明るいものになります。地球温暖化と異常気象は人間が何もしなくても地球規模の大きな自然変動なのかもしれません。いたずらにあまり効果が期待できないCO2を無くすことのみに力をいれるよりも、温暖化に耐えられる環境や建築技術、異常気象を乗り越えられる手法に人智と科学力を使った方がいいのではないかと常々考えています。皆さんはどうお考えになられますか?SCN:伊東

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