雲仙市、廃材など利用「木質バイオマスボイラー」施設が完成

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酸化炭素の排出量の削減が世界的な課題となるなか、雲仙市環境センターでは、肥料の発酵を促すための熱を供給するために廃材などを燃料とした「木質バイオマス」のボイラーが新たに導入されました。
これまでの重油のボイラーからの転換で、雲仙市では年間およそ290トンの二酸化炭素の削減につながると見込んでいます。

雲仙市では、ことし2月に二酸化炭素の排出量削減を目指した「ゼロカーボンシティー」の表明を行っており、今回は、この取り組みの1つとして新たに導入されたものです。

設備は、雲仙市環境センターの敷地に地元の建設会社が設置したもので廃材を燃料にして「木質バイオマス」のボイラーを燃やします。

そして、その熱で沸かしたお湯を環境センターに送り、センターで生産している肥料の発酵を促すための熱として利用されます。

これまで、肥料の発酵には重油を燃やした熱が利用されてきましたが、「木質バイオマス」のボイラーを利用することで、雲仙市では年間およそ290トンの二酸化炭素削減につながると見込んでいます。

雲仙市の施設の中で環境センターが最も重油を使用し、二酸化炭素の排出量が多かったが、本施設でで二酸化炭素を削減することができるとのこと。今後、ほかの施設でも二酸化炭素の削減が図とのこと。

KTNニュースから抜粋

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