令和5年9月29日(金)13:30
島原市役所2A会議室にて 「島原水素エネルギープロジェクト連携会議」が開催され、
当協議会から理事長の林田と伊東の2名で参加しましたので概要を報告いたします。
会議の内容
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(1)島原市長のあいさつ(代読)
(2)島原市の現状と今後
島原市役所 市民部 環境課 北島氏による報告(資料も配布)
(3)「島原水素エネルギープロジェクト」の目標について
[ 長崎総合科学大学b客員研究員 ]
[ 熊本県立大学 環境共生学部 学部長 ]
石橋康弘教授による趣旨説明のプレゼンテーション (プレゼン資料配布)
(4)質疑応答
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『島原水素蓄エネルギープロジェクト連携会議開催の目的』
<島原市から提示された文書>
島原市においては、2050年のカーボンニュートラル社会実現を目指して、「ゼロカーボンシティ宣言」を皮切りに、連携協定を締結した長崎総合科学大学と協働し、太陽光、メタン等からのクリーンエネルギーを水素の形で貯蔵、電力へと還元しEVバス等に活用するプロジェクトを立ち上げたところです。 プロジェクト実現にあたっては、市民皆様のご理解・協力や各分野の技術的な助言が必要であると考えております。 このため、今後事業の趣旨説明のための会合を開催し、賛同いただける関係団体。企業等の皆様に、ぜひご助力を頂きたいと存じます。
○会議の様子
【主な公表事項】
◆研究会の設置 >産業界、大学、自治体、民間(NPO等)および金融機関の”産学官民金”をメンバーとした研究会を設置し、ゼロカーボンへの取り組みに関する研究を推進
◆具体的な活動内容は連携協定を締結した長崎総合科学大学の助言と参画する企業等の専門家で構成する研究会専門部会で今後詳細を詰めていく
◆その他活動
(1)ゼロカーボンに関する市民講座の開催 ・ゼロカーボンに関する市民意識の向上の為の講演会等の実施→(2024年2月頃を予定)
(2)ゼロカーボン活動の実施体制の検討 ・ゼロカーボン活動を実施するにあたり、啓蒙活動や島原市内のゼロカーボン活動の取りまとめ等の実務体制の検討
→(島原市と連携協定を結んだ長崎総合科学大学で協議の上、今後決定するとのこと)
(3)コミュニティバス(EV)の導入に向けた検討 →なるべく早期に実現したい(市役所側意向)水素蓄エネプロジェクト実証実験中にもスタートできるよう調整するとのこと
(4)電気自動車の普及啓発活動 →今後の研究会で検討するとのこと
◆スケジュール
大まかなスケジュールが石橋教授から発表がありました。2024年度(本年度)は体制の構築と計画立案2024年度には一部部門から実証実験開始。2025年以降に実証実験を元に実プロジェクト構築と運用開始と同時に継続した市民への普及・啓蒙活動を実施するとのこと。
以上、島原水素蓄エネルギープロジェクトがスタートしました。 我々、NPO法人島原カーボンニュートラル推進協議会は、その趣旨に賛同し、今後とも協力してまいります。