セブンイレブン、CO2を7割削減の環境配慮型の新型店実証実験開始

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新型の冷凍冷蔵設備を入れて省エネ性能を一段と高める

セブン―イレブン・ジャパンは、新たな環境配慮型店の実証実験を始めたと発表した。
新型の冷蔵庫で省エネ性能を高めるほか、太陽光パネルによる再生可能エネルギーの発電量を増やす。店舗の二酸化炭素(CO2)排出量を2013年度比で約7割削減することを目指すとのこと。

実証実験を始めた「セブン―イレブン三郷彦成2丁目店」(埼玉県三郷市)を同日公開した。これまではCO2排出量を13年度比で最大半減できる環境配慮型店舗があり、22年度に新規や既存店の約1200店舗に導入していた。今回は環境対策をより強化したとのこと。

車庫の上にも太陽光パネルを設置した(セブン-イレブン三郷彦成2丁目店)

新型店は屋根上の太陽光パネルに加え、車庫上にもパネルを設置した。日立製作所の蓄電池システムを使うことで日中の余剰電力をため、発電できない夜の時間帯に活用する。

店舗の窓や外壁にはリコーが開発した次世代太陽電池を4種類設置し、太陽光や店内の照明などを使って発電する。サンデン・リテールシステム(東京・墨田)製の新型冷凍冷蔵設備をチルド商品のケースに導入して省エネ性能を高めるとのこと。

リコーが開発した次世代太陽電池を採用

一般的にコンビニの設置費用は7千万〜8千万円程度とされる。環境配慮型の店はより高額になるが、脱炭素社会の実現に向けて必要とされている。セブンによると、新型店の電力購入量は13年度比で約60%減らせるとのこと。

日経新聞ニュースから抜粋

 

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