アイシン、独自設計で装置小型化したメタネーション装置公開

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アイシンは、アルミニウムを溶かす溶解炉の排ガスから分離・回収した二酸化炭素(CO2)を活用してメタンを合成する「メタネーション」を始めた。西尾工場(愛知県西尾市)に小型の資源循環装置を設置した(写真)。独自設計で、一般的な装置に比べ高さを4分の1―5分の1に抑えた。CO2回収方法などを検証し、2025年度に溶解炉1台から発生するCO2を全量回収する装置の開発を目指す。

回収したCO2と、工場内の太陽光発電による電気で生成した水素を合成しメタンを作る。そのメタンを燃料として溶解炉に戻す。1日当たり0・024トンのCO2を回収可能で、メタン生成量は同12立方メートル。現状は溶解炉1台から発生するCO2の100分の1の循環にとどまる。

同工場はトランスミッション(変速機)や電動駆動装置「eアクスル」のカバーなどを製造。同社の工場の中で売上高比で最も多くのCO2を排出するとのこと。

ニュースイッチ記事から抜粋

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