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東京都と積水化学工業は24日、国内最大規模のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を森ケ崎水再生センター(東京都大田区)に設置し、実証実験を始めた。大きさの異なる3種類の電池をそれぞれ3枚設置し、面積は約9平方メートル、定格出力は約1キロワットとなる。共同研究の実施期間は2025年12月までで、下水処理施設という環境下での発電効率の測定や耐腐食性などを検証する。
フィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置したのは水処理施設の反応槽覆蓋上部で、下水処理施設での設置は国内初となる。都と積水化学は22年12月に共同研究に合意し、設置を進めてきた。小池百合子東京都知事は「ペロブスカイト太陽電池は薄く、軽く、曲がるなど有効なツールになる。日本の技術が世界に羽ばたくことを東京都がお手伝いしたい」と述べたとのこと。
ニュースイッチ記事より抜粋