栃木大田原市、水道水の高低差70mでマイクロ水力発電で、63世帯分を売電

【SCN投稿記事のスタンス】←タッチしてご確認ください。


栃木県大田原市は新年度、マイクロ水力発電事業を導入すると発表した。同市上石上配水場(大田原市上石上)と県北那須水道事務所(那須塩原市百村)の間にある約70メートルの高低差を利用して水道水で発電し、年間発電量は一般家庭63世帯分の消費電力をまかなう約189メガ・ワット時を見込んでいる。

年間63世帯分見込み マイクロ水力発電は、最大出力が100キロ・ワット以下の小規模発電。市によると、水道水を利用した発電は県内初とのこと。

マイクロ水力発電機

空調大手「ダイキン工業」の子会社「DK―Power(ディーケーパワー)」(大阪府吹田市)が費用全額を負担。水車を内蔵した発電設備を上石上配水場に設置し、約20キロ離れた県北那須水道事務所から供給される毎時500~550トンの水量で発電する。

市は2023年2月21日、同社と契約協定を結ぶ。締結後、約10か月で事業を開始予定。事業期間は20年間で、売電収入の一部や固定資産税など計約1800万円の収入を見込む。年間約96トンのCO2削減効果もあるとのこと。

読売新聞オンラインから抜粋

 

 

 

 

コメントを残す