西武バス、EV路線バスと太陽光発電を同時に導入しカーボンニュートラル実現

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西武バス新座営業所(埼玉県新座市)は、BYDジャパンより大型EVバス『K8』2台を納入。2月27日より、主に清瀬駅北口~けやき通り~旭が丘団地を結ぶ系統にて路線バスとして運行を開始する予定だ。

K8は全長10.5×全幅2.5×全高3.36メートルの大型EVバス。乗車定員は最大81人。約6時間で220km(乗車率65%、エアコンなし)走行できる。

西武バスはEVバス導入にあわせて、関西電力が展開するオンサイトPPAを導入。新座営業所に太陽光パネルを設置し、発電される電気を同営業所施設に供給する計画だ。オンサイトPPAとは、企業側の敷地に発電事業者が太陽光発電設備を設置し、所有・維持管理をしたうえで、電気を供給する仕組み。EVバスとオンサイトPPAをあわせて導入する取り組みは国内で初めての事例となる。

今回、西武バス新座営業所にEVバスとオンサイトPPAを導入したことにより、日中はバスの運行管理システムの運用から空調・照明まで、同営業所内で使用する一部の電気を自然エネルギーでまかなうことが可能となる。加えて、西武バスは今後非化石証付電力供給の実現を目指しており、実質再生可能エネルギー由来の電力のみを使用することで、100%カーボンニュートラルな営業所運営が実現することになる。

また、災害時に停電した場合でも、営業所の運行管理機能を維持し、バス運行が継続できるほか、充電されたEVバスを一時避難施設などに派遣して電力供給を行い、地域住民のライフライン確保に貢献するとのこと。

Response記事から抜粋

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