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再生可能エネルギーなどを推進する新エネルギー財団は、優れた取り組みに贈る「新エネルギー大賞」にゼネコン大手「大林組」が開発した水素の供給システムを選んだ。
電力需給のひっ迫が懸念される中、脱炭素化とエネルギーの安定供給の両面で期待されている「水素」の供給システムの貢献がその理由だ。
大分県九重町に構築したこのシステムは、地熱発電でつくった電気を用いて水素を製造し、供給先まで運搬する。CO2を排出せず、水素は貯蔵することも可能。脱炭素化と安定供給の両立に貢献することから、新しいクリーンエネルギーとして期待されている。
世界3位の地熱資源を有効活用する点で系統連系に縛られることないエネルギーを供給できる点でも優れたものとして評価された。
「新エネルギー大賞」にはこのほか、下水汚泥を燃料に発電するシステムなどあわせて11件が受賞したとのこと。
Yahoo!ニュースから抜粋