北海道 鹿追町、水素を家畜の糞尿から生産

【SCN投稿記事のスタンス】←タッチしてご確認ください。


脱炭素の鍵、水素をあの意外なモノから!

政府が脱炭素社会の実現を目指すなか、その鍵を握ると言われているのが次世代のエネルギーの水素です。酪農が盛んな十勝の鹿追町では、家畜の糞尿を使って水素を作り出す国内初の取り組みが始まっています。乳牛1頭のふん尿で年間1万キロ走行可能です。

鹿追町の中心部近くにある、一見するとガソリンスタンドのような設備。ここでは水素の供給を受けられます。実証事業が終わり、ことし4月から一般向けの利用が始まり、専用サイトで予約すれば、燃料電池車向けの水素を誰でも購入できるようになりました。

燃料電池車は酸素と水素を反応させることで電気を取り出し、モーターを回す仕組みで、二酸化炭素を排出しません。充填時間はおよそ3分とガソリン自動車とほぼ同じです。1回の充填で鹿追町から180キロ離れた札幌市との往復は問題なくできるといいます。

2022/5/25:NHKニュースから

コメントを残す