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トヨタと福島県の大熊町・双葉町・浪江町は、酪農と飼料栽培を通じた循環型農業を目指すカーボンニュートラルに関する連携協定を締結した。
トヨタ自動車は大熊町(福島県双葉郡)、双葉町(福島県双葉郡)、浪江町(福島県双葉郡)の3町との4者で「カーボンニュートラルに関する連携協定」締結したことが発表された。
大熊町・双葉町・浪江町の3町は、東日本大震災などによる避難指示の一部解除を受け、震災からの復興を一段と加速するにあたり、カーボンニュートラルに向けた取り組みを強化することにより地域の持続可能性の向上を望んでいる。
トヨタも福島県において、復興への貢献を念頭に多くのパートナーの方々と連携した取り組みを進める中で、農業分野の研究・開発で培ってきた成果の活用を通じて、3町の復興およびカーボンニュートラルの実現に貢献する。
将来的には、他にも民間6社が参画し、エタノールの効率的な生産システムを研究する「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」(福島県双葉郡大熊町)との連携も模索されていて、大熊町・双葉町の農地で収穫した作物をバイオエタノール燃料の原料として使用するなどの検討が進められている。
大熊町・双葉町・浪江町・トヨタは、震災からの復興に向け連携を深め、低炭素な循環型農業、肥料・飼料の地産地消による輸送時CO2削減などを通じて、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進させていくとしている。
Moter-Fan TECHから抜粋