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太陽光発電から直接、電気自動車に充電できて、しかも1度に複数台対応可能な日本ではじめての設備を使った実証実験が、北九州市で始まりました。
今回の実験では、太陽光発電から電気自動車に直接充電でき、しかも1度に最大4台対応可能という日本ではじめてとなる設備を使って、北九州市の公用電気自動車に直接充電を試みます。
従来の充電方法では電力変換が必要で、その際、熱エネルギーが発生してしまって電力ロスとなっていましたが、直接充電では電力の変換がいらず、およそ20パーセントロスが削減されます。
さらにAIが蓄電池への充電や放電をコントロールすることで、太陽光発電による電力を最大限利用できるということです。
北九州市環境局再生可能エネルギー導入推進課・塩田淳係長は、「実証実験でいろんなデータを取っていこうという風になりました。面白い結果になるんではないかと期待しております」と話しています。
実験は来年3月まで実施され、北九州市は公用車のEV化推進に合わせて市内に導入していきたいとしています。
KBC九州朝日放送