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室蘭市は27日に、第1回室蘭港カーボンニュートラルポート協議会を開催する。室蘭港を中心に関係者と連携しつつ港湾地域や周辺地域の脱炭素に寄与し、カーボンニュートラルポート形成計画を起点に、港湾地域や周辺地域の脱炭素化に波及していくことを目的にしている。
構成員としては、室蘭船主協会、室蘭漁業協同組合、室蘭地区トラック協会など10の関係団体のほか、日本製鉄北日本製鉄所、日本製鋼所M&E、ENEOSなど民間事業者13社、関係行政機関として国土交通省北海道開発局港湾空港部港湾計画課など5機関、学識経験者として室蘭工業大学大学院の木村教授と東海大学海洋学部の渡邉教授がメンバーになっている。
協議会の目的・趣意
我が国では、2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言されました。これらを踏まえ、室蘭市は、室蘭地域における脱炭素社会の実現に向けた将来像を描き、ひいては新たな産業創造、構成企業の新たなビジネスの創出及び競争力の強化を目的に、2021年5月31日に「室蘭脱炭素社会創造協議会」を設立しました。
室蘭地域における新たな産業の創造
地域企業の競争力強化及び基盤強化
我が国の2050年カーボンニュートラル実現への貢献
主な取組の内容
協議会の目的を達成するために、関連企業・機関と連携し、以下について検討を進め、具体的なプロジェクト立案、実証、将来的な社会実装に繋げるための取組を推進していきます。
室蘭地域における脱炭素社会の実現に向けた将来像を描くこと
室蘭地域の資源、技術の活用による他地域も含めた温室効果ガス削減、吸収に資する循環モデルの検討
その他、脱炭素社会の実現のために必要な事項に関すること
協議会構成企業及びオブザーバー機関(五十音順)
<構成企業・機関>
ヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社、伊藤忠商事株式会社、エア・ウォーター株式会社、エア・ウォーター北海道株式会社、ENEOS株式会社、株式会社荏原製作所、オリックス株式会社、川崎汽船株式会社、川崎近海汽船株式会社、株式会社栗林商会、コスモエコパワー株式会社、五洋建設株式会社、株式会社商船三井、株式会社神鋼環境ソリューション、大成建設株式会社、月島機械株式会社、株式会社テツゲン、道南バス株式会社、トヨタ自動車株式会社、トヨタ自動車北海道株式会社、ナラサキスタックス株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社、日鉄テクノロジー株式会社、日本製鉄株式会社、日本郵船株式会社、日本製鋼所M&E株式会社、日本風力開発株式会社、古河電気工業株式会社、北海道エアポート株式会社、北海道ガス株式会社、北海道曹達株式会社、北海道電力株式会社、北海道電力ネットワーク株式会社、北海道旅客鉄道株式会社、丸紅株式会社、三菱重工パワーインダストリー株式会社、三菱製鋼株式会社、室蘭ガス株式会社、国立大学法人室蘭工業大学、室蘭市、室蘭タグ事業協同組合、株式会社ユーラスエナジーホールディングス、株式会社レノバ(43社・機関)
<オブザーバー機関>
環境省、経済産業省北海道経済産業局、国土交通省北海道開発局、国立研究開発法人産業技術総合研究所北海道センター、北海道、伊達市、苫小牧市、登別市
<事務局>
室蘭市、デロイトトーマツコンサルティング合同会社
室蘭市HP